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【アメリカで焚火】ソロストーブ レンジャー

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今、話題になっている2次燃焼ストーブ。
ソロストーブのレンジャーを買ってしまいました。帰国の時に荷物になるのは分かっていたけど、アメリカで買うと$250くらいで1万円以上安く購入できるんです。(日本だと¥37,000くらい)

同じように駐在で購入を考えている方、今買って持っておいた方がお得ですよ。
今回はそんなソロストーブレンジャーの紹介とアメリカで焚火をする方法について紹介します。

本ブログ内での画像流用元:Amazon

ソロストーブ、レンジャーについて

ソロストーブのサイズバリエーション

ソロストーブは6つのサイズバリエーションがあります。

人数 サイズ 重量
LITE 1-2人 クッキングリング径:108mm、
高さ:145mm
約255g
TITAN 2-4人 クッキングリング径:130mm、
高さ:201mm
約467g
CAMPFIRE 4人以上 クッキングリング径:178mm、
高さ:235mm
約998g
人数 サイズ 重量
RANGER 2-4人 上部径:330mm、高さ:318mm、
底部径:381mm
約6.8kg
BONFIRE 4-6人 上部径:445mm、高さ:336mm、
底部径:495mm
約9.1kg
YUKON 6-10人 上部径:584mm、高さ:406mm、
底部径:686mm
約17.2kg

個人的には1~2の場合はLITE、TITAN、CAMPFIREで、家族など3人以上の場合はRANGER。ここまでが個人でキャンプに持って行けるレベルだと思います。

BONFIRE、YUKONは重いし、大きすぎるので個人には向いていないと思いますが、大人数でのイベントでは活躍しそうです。

レンジャーのセット内容


Solo Stove Ranger 2.0 with Stand
私が購入したのは本体 + スタンドのセット。
焚火をすると芝生など地面を痛めてしまうことがあるのでこのスタンドは基本必須と考えておいた方がいいです。

内容物はトップのプレート、スタンド、収納用の袋です。
袋は見た目丈夫な素材なので、簡単に破れることは無いと思います。

2次燃焼のしくみ

このソロストーブの特徴の2次燃焼のしくみについて紹介します。

空気の流れ
熱された空気の上昇と燃焼による酸素の不足によって、底の通気孔から空気が吸い込まれます。この空気の流れによって、空気が継続的に供給され、燃料を燃やし続けることができます。また高温になった空気は上部の通気孔から噴出され、上部へ噴出されます。

灰皿
灰と貯めて空気の流れをさまたげないようにし、熱も直接底に伝わらないようにして地面へダメージを防ぎます。

ベースプレート
灰を灰皿に落としながら、継続的に空気を供給します。これにより常に多くの酸素が供給される為、燃焼効率が高くなります。

2次燃焼
上部の通気孔から排出された高温の空気によって、煙になっていたはずの木の粒子を燃やします。この燃焼により煙が少なくなります。また、通気孔からは独特の炎をみることができ、とてもきれいです。

アメリカで焚火、薪はどこで調達する?

薪はいろいろなところで調達できます。ガソリンスタンドやスーパー、ホームセンターなどで購入できます。

値段の差は木の種類です。
木によって特性があるので安い!ってだけで購入せず、薪の種類と特徴も考えて購入してみてください。

薪の種類

Pine(マツ)

割やすく、火付きが良いです。
広葉樹のような熱量はなく、持ちが悪くすぐに燃えてしまいます。
パチパチと火花が発生します。

Douglas Fir(米松)針葉樹

「アメリカ産のマツ」の意味ですが、マツ属の仲間ではなくトガサワラに近縁だそうです。
中程度の発熱量で灰もあまりでません。古い木は割りやすく、火付きも良いです。
パチパチと火花を発生させます。

Hard maple(サトウカエデ)

メープルの木です。
密度が高く重い為、オークやヒッコリー等の他の広葉樹と比較してゆっくりと燃えます。

Birch(白樺)広葉樹

熱量が大きく、かなり早く燃えます。
広葉樹の中では比較的安価ですが、早く燃えてしまうため他の種類の木と組み合わせて使うのが最適です。

Oak(ナラ)

薪ストーブや暖炉に最適な木材です。
ゆっくりと燃え、高い熱量の火を発生させられます。

他の広葉樹と同じく、火付きはよくないですが火がつくと強い火が長く続きます。

薪の選択について

一般的に針葉樹は火付きが良いので焚火には向いていると思いますが、あまり持ちが良くありません。また煙や火花を発生させます。
そして、広葉樹は火付きは悪いですが長く燃えます。熱量が高く、煙も発生させないので薪ストーブ等に向いています。

組合せて使うのが一番良いと思いますが、私はあまり煙を出したくなかったので広葉樹のBirch(白樺)を購入しました。
(アメリカとは言え、あまり煙を出すと近所迷惑になると思ったので)

実際使ってみて、Solostoveとの組み合わせでは煙の量はかなり少なかったのでBirchが正解でした。煙をあまり出したくないという方はBirchなど広葉樹を使ってください。

使ってみて 良かった点/悪かった点

メリット、デメリットをまとめてみました。

メリット ・火が付きやすいので、初心者にも簡単に火がつけられる。
・全体が囲われている為、風に強い。
・燃焼効率が高いので良く燃える。
・2次燃焼によって煙が少ない。
・2次燃焼の炎がキレイ。
・市販の薪をそのまま投入できる。(薪割不要)
デメリット ・本体が大きい。(収納場所、車の搭載スペースをとる)
・重い。(女性にはキツイ)
・燃焼効率が高いので、すぐに燃え尽きてしまう。(燃費悪)
・灰が捨てにくい。(大きくて持ちにくい)
・収納袋に入れにくい。
・火をつける過程を楽しめない。(簡単についてしまう)

我が家ではKINGFORDのマッチライトに火を付けて、その上に薪を置いて放置するだけなのでとても簡単に焚火を楽しめています。

まとめ

使ってみて特に良かったと思ったのは「煙が少ない」のと「風に強い」点です。
煙が少なかったのは広葉樹だったからというのもありますが、これまで見てきた焚火台の中で一番煙が出ていなかったと思います。

煙がすごいと結構ストレスですよね。その点、このソロストーブはかなり良かったです。
また、風が強い中でも使いましたが囲われている分、影響は少なかったですね。風で消えてしまうということもありませんでした。
玄人には物足りないかもしれませんが、これを持っていれば失敗することも少ないので初心者や数人で焚火をする方にはかなりおすすめできます。

一方で気になるのは本体が大きく、重い点です。持ち運びや収納を考えると正直残念な感じです。どちらを取るかという話になりますが、収納場所に困らないのであれば持ち運びの手間を考えても購入する価値はあると思います。

ちょっと高い買い物になってしまいますが、長く使うと考えればいい買い物だと思いますのでぜひ検討してみてください。

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