日本に帰国後、WISEでアメリカから送金をしようと思ったら、これまでのように簡単にできなくて面倒になってしまった方はいませんか?
私も同じです。実は日本在住者の場合はWISE口座を開設して一度入金後に送金という手間がかかる為、非常に面倒くさくなってしまっています。
そんなこともあって帰国後、なかなか手をつけられずにいましたがようやく重い腰を上げで手続きをしてみましたので、やり方について紹介していきます。
Wise HP
目次
WISEのメリット、デメリット
今一度、WISEのメリット、デメリットを整理しておきましょう。
そもそも私が使い始めた理由は「手数料が安い」、「為替レート保障」で自分で決めたタイミングのレートで取引できることです。
一方デメリットは銀行間送金のような安心感が無い。少し時間がかかる。100万円までしか送金ができないというところでしょうか。
メリット | 手数料が安い レートを見ながら送金時のタイミングを計れる |
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デメリット | 銀行間送金ほど安心感が無い 100万円までしか送金できない 少し時間がかかる |
ちなみにホームページを見ると手数料が少ないように説明していますが、これは米国在住の方のみでしょう。日本在住の方はさらに手数料が発生します。
日本在住者は一度WISE口座に入金しなければならないので、WISEに入金する手数料が加算されます。この増えた分の手数料が銀行間送金の手数料に対してどのくらい違うかによって今後使うかどうかの判断してください。私の場合、同等程度の手数料ならレートを見て送金できるWISEを選択します。
WISEと銀行手数料どちらが高い?
銀行間送金の場合の手数料は条件によって変わる為、目安となるものしか確認が取れませんでしたが、一般的にWISEより高くなる傾向です。
以下の記事だと
CHASEオンラインでの海外送金の場合
・通貨両替無し:$40
・現地通貨両替:$5※$5,000以上は$0
現地通貨に両替する際の手数料は非常に低いですが、送金時の為替レートが低く設定されていてそこで損をする可能性があるということです。
つづいて、WISEです。私が実際に送金した際の手数料です。
送金金額$1,000
・アメリカ現地銀行→WISEアメリカ口座 $25
・WISE受取手数料 $4.14
・WISEアメリカ口座→日本の口座 $6.49
=$35.63
結論
銀行間送金は不明瞭な部分が多いのではっきりと答えられませんがWISEより高くなる可能性が高いので、100万円以下の送金であればWISEをお勧めします。
日本在住者には負担が増えるので不満もありますが、それでも銀行間送金よりは良さそうなので私はこっちを使うことにしました。
日本在住者の送金手続き
それでは具体的にやったことについてまとめていきますが、長くなるので#1、#2で分けて紹介していきます。
この後の説明はWISEアカウント作成が終わっていて、住所、連絡先(電話番号)が日本になっている場合になるので、まだ終わっていない方は事前に行ってください。
オンラインでWISE口座に送金する為にアメリカの銀行の連絡先(電話番号)が日本のものになっていることを確認してください。
2段階認証時に登録されている連絡先にセキュリティコードの情報が行きますので必ず事前に行ってください。
さらに本人確認の為、マイナンバーカードが必要です。またここに書かれた住所と登録されている住所が一致する必要がありますのでご注意ください。
今回はWISE口座開設と現地銀行(CAHSE)から三井住友銀行へ送金するまでの流れを説明していきます。
WISE USD口座開設
まず、WISEを開いてアメリカから日本に送金しようとすると以下のメッセージが表示されます。
「登録住所が日本のお客様は、USDを送金する前にWiseのUSD残高に資金をチャージする必要があります。
1) では、早速口座を開きましょう
ホーム画面から既に表示されているUSDのアイコンを選択してください。
※ここで「開く」を選択して進めても通貨選択時にUSDが選択できません。
2) 残高の方の「開く」を選択します。
3) 次に完了までの流れの説明がでてきます。このまま「口座情報取得する」を選択してください。
4) ここでデポジットの手続きをします。3,000円のデポジットは致し方ないのでここはこのまま「続行」ですすめます。
5) 次は個人情報の確認です。今回私はマイナンバーカードで登録したのでその方法を紹介します。
6) マイナンバーの表裏の写真をアップしてください。
7) 送金の目的を選択します。適切なものを選んでください。
私は貯蓄の為としました。
8) 入金の方法を選択します。
私はVISA、Mastercardのデビットカードを持っていなかったので振込を選択しました。持っている方はデビットカードの方がお得だし、手間が少ないです。ちなみに振込手数料165円でした。
9) 口座のアカウント情報を聞かれるので回答します。
自分の口座を選択します。
10) 振込方法を選択します。
オンラインを選択します。
11) 振込先が指定されるので振込をしてください。
私はその場でオンライン振込をしましたが、後で振込もできます。この画像の下の方が取れていませんが、振込後、「振込完了」のボタンを選択してください。
12) 最後、利用目的を聞かれるので適切なものを選びます。
私は画像のものを選びました。
これで完了です。
口座の確認方法
1) ホームから「管理」を選択して、残高-口座情報を選択すると保有口座の一覧が表示されます。
2) 表示された口座を選択してください。
3) 口座情報が表示されます。今後USDの口座へ振り込む際はこの口座を使用します。
この後の作業について
・銀行からの送金手続き
・WISEからの送金
まとめ
について紹介しています。