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【アメリカでレンタカー】どうやって予約するの?追加費用はいくらかかる?レンタカーの不安

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アメリカ旅行でレンタカーを借りるのはハードルが高いと思っていませんか?
借り方はもちろん、借りれたとしても保険など、余計にお金を払わせられるんじゃないかと初めて借りる人にとっては心配が尽きないですよね。

正直、私も自分で借りるまではいろいろ不安でした。そして、実際に予約した後に現地で予想外の追加料金が請求されて焦ったりもしました。
そんな経験から予約の取り方やどんな料金がかかっていたのか調べ直したので、今回はレンタカーを借りる一連の流れとオプションや保険などの追加料金についてお話します。

どこで予約したらいいの?

予約はオンラインが基本ですね。比較サイトから予約する方法、レンタカー会社のホームページから予約する方法など予約する方法はいくつかあります。

レンタカー会社のホームページから直接予約する場合

大手の5社を紹介します。やはり大手が安心です。サービスもシステム化されていてトラブルも起きにくいし、だいたいどこの観光地でもサービスを展開しています。

Doller CAR RENTAL


画像流用元:Doller CAR RENTAL

THRIFTY


画像流用元:Thrifty.jp

Hartz


画像流用元:Hertz.com

Budget


画像流用元:Budget.com

AVIS


画像流用元:AVIS.com

比較サイトから予約する場合

数社を一括で比較することができます。rentingcarzやExpediaなどから予約することができます。(あとでも書きますが私はこの方法はおすすめしていません)

rentingcarz


画像流用元:rentingcarz.com

Expedia


画像流用元:Expedia

おすすめの予約サイトは?

おすすめはレンタカー会社のホームページから直接予約してしまう方法です。

一括比較サイトで調べるのは便利ですが、比較サイトでは保険や税金などが金額に含まれていない可能性が高いです。仮に保険があったとしても比較サイト独自の保険の可能性があります。

また、比較サイト内で保険に申し込んでも、レンタカー会社の必須の保険には入らなければいけなので、場合によっては重複してしまって、結果多く払ってしまうことにもなります。見た目の安さに飛びつくと後で痛い目にあうので、私は比較サイトをおすすめしません。

<比較サイトの注意点>

  • 保険金額が含まれていない。含まれていてもレンタカー会社のものとは別物で二重払いをしてしまう可能性がある。
  • TAXや手数料が含まれていない。
  • 現地窓口で契約時に余計な保険やオプションを追加してしまう可能性がある。

<レンタカー会社のサイトから予約をおすすめする理由>

  • レンタカー会社の保険、オプションから選択できる。(重複することは無い)
  • 事前にTAXや手数料含めた金額が確認できる。
  • 先払いしておけば、現地で支払いは不要。(英語が分からず余計な契約をしてしまうということがない)

TAXや手数料も甘く見てはダメです。借りる日数にもよりますが日本の感覚でいるとびっくりするほど取られるので、お金が足りなくなったということがないように事前に把握できる方法を選びましょう。

また、いざ現地の窓口に行くと英語が早くて聞き取れないことは多々あります。説明をしてもらえなかったり説明を受けても適正な金額か分からずに流れにまかせて契約してしまうということがよくあります。
流れで契約してしまうと、不要なオプションを選択されてしまうことがありますので事前にオプションも申し込んでおくことをおすすめします。

私の場合(1週間の旅行)でいうと、
当日、窓口で契約手続きを進めると、大した説明もなく、TAXや保険で$700の追加料金だと説明を受けました。ある程度は覚悟していたものの予想外の金額にびっくりしたと同時に一瞬怒りすら覚えました。

Chaseのアプリからポイントを使って予約したのですが、車の予約だけしかできず保険代などは現地払いということになっていたので、事前にどのくらい追加料金が発生するのか分かっていなかったのが良くなかったですね。
金額的にはそんなにおかしな金額では無かったのですが、事前に分かっていればこんなに気分が悪くなるようなこともなかったと後悔しています。



Dollerレンタカー予約の方法

今回は私が実際に使用したDoller CAR RENTALでの予約方法を紹介します。
Hertzなど他のレンタカー会社でもだいたい同じ内容です。金額はどこも手数料含めた金額で提示されるので安心です。
(Dollerは他と比べて良心的な価格です。実際使ってみてとくに不満もなかったので私はここをおすすめします。)

1) まずはホームページを開きます。
アメリカ国内サイトとインターナショナル用サイトがあるので要注意です。(紹介しているのはインターナショナルのサイトです)

2)続いて「借りる場所」、「日程」、乗り捨てる場合はDrop-off Locationに「返却場所」を入力して検索。

3)次は、車種を選択
先払い(PAYNOW)は少し安くなります。

4)そしてオプション選択

保険

Protect your rental(LDW)

車両損害補償制度 Loss Damage Waiver (LDW)
車両の損害は自己負担ゼロで保証してくれます。米国内での盗難は保障に含まれますが、米国外では追加で料金が必要になります。

Skip the pump on return

返却時に燃料を満タンで返さなくいいオプションです。金額は申し込み時にガソリン価格で計算されますが、その後の変動で価格が変わることもあります。

Protect your self & cargo(PAI & PEC)

搭乗者傷害保険 Personal Accident Insurance (PAI)
レンタル期間中の事故による死亡給付と医療費の一部をカバーします。
医療費は最大$2,500まで補償されます。

携行品保険 Personal Effects Coverage (PEC)
レンタル期間中の紛失、または損傷に対して補償します。
携行品は乗客1人あたり最大$600。一回のレンタルに付き最大$1,800まで補償されます。

ニューヨーク州の場合、
傷害保険は最大$3,500まで補償、携行品は乗客1人あたり$500、一回のレンタルに付き最大$1,500まで補償されます。

Liability insurance

追加自動車損害賠償保険 Liability Insurance Supplement (LIS)
対人、対物の損害賠償について補償する保険です。自動車損害賠償保険(LP)に追加して限度額を引き上げられます。
また、無保険者または保険の補償額が十分でない相手と事故になった場合も補償の対象になります。*最大$100万
※LPは自動加入となっているはずです。

チャイルドシート

Child seat

身長1m、体重8~18Kgまで(4歳児くらいまで)の子供用チャイルドシートのレンタル

Infant child seat

幼児用チャイルドシートのレンタル(体重9Kgまで)

何かあってからでは遅いので保険の追加オプションは申し込んでおくことをおすすめします。高いですが、これは仕方ないですね。

5)あとは支払い情報を入力すればOKです。
クレジットカードはVISA、MastercardはもちろんJCBも使えます。日本の電話番号、住所で入力できます。
日本の場合は81-**-****-****

ここで合計の金額を確認することができます。TAXや手数料も支払いに含まれているので安心です。



レンタカーの引き取り/返却

この部分は空港で予約する場合と店舗で予約する場合で変わってきます。
旅行でレンタカーを借りる場合は空港から借りる方がほとんどだと思いますので、空港からの流れを説明します。

引き取り

1)到着ゲートを出たらレンタカーセンターに向かいます。
シャトルバスが出ているのでGraund transportationかRental carの案内を探して、シャトルバスの乗り場へ向かいます。

レンタカーセンターとは空港でサービスをしている全てのレンタカー会社を一カ所にまとめた施設です。


2)レンタカーセンターについたら、予約した会社の窓口に向かい契約手続きをします。
※予約内容が書かれたメールなどは必ずコピーして持って行きましょう。窓口でのトラブルを避けられます。
契約後、車が置いてある場所の番号を教えてもらったら駐車場へ向かいます。

3)指定の駐車スペースで車を見つけたら、荷物を積んで出発です。
ほとんどの場合、鍵は車の中に入っていると思います。
(入っていなければ契約の時に鍵を渡してくれるはずです)

出発の前に何か車に異常が無いかチェックしておきましょう。小さな傷ならたいしたことないですが、大きな損傷がある場合には運転する前に問題があることを伝えておきましょう。後々、修理の請求をされたらたまらないですからね。
あとはガソリンが満タン入っているか確認しましょう。満タン入っていない場合には入れてもらいましょう。

返却

返却場所は事前に確認しておきましょう。
ホームページからLocationsで調べられます。


返却当日、返却場所のレンタカーセンターに着くと、RENTAL CAR RETURNの案内が出ているので案内に従って駐車場に入っていきます。
中に入ると案内が出ています。案内通りに進んでいくと返却用の車の駐車スペースがあるのでそこに止めてください。誘導員がいるはずです。

駐車後、傷などのチェックが入りますのでその間に荷物を降ろして待ちましょう。
チェックが終われば返却完了です。
チェックもほんの数分で終わります。その後はセンター内に入り、シャトルバスで空港に向かうという流れです。

カーナビって必要?

カーナビをどうしようか心配している方へ。
携帯がネットにつなげられればGoogle mapが使えるのでナビは必要ないです。小物としてシガーソケットからUSB変換するアダプターと携帯ホルダーは持っていきましょう。
また、場所によってはネットが繋がらない地域があるので事前に調べておいてください。実際、グランドキャニオン~ホースシューベントの辺りはAT&Tでは繋がらないエリアがありました。

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USB変換アダプター

ダイレクトタイプだと車によってうまく差し込めない可能性もあるので、セパレートタイプがおすすめです。

画像流用元:amazon

携帯ホルダー

旅行期間中壊れなければいいので安いもので取り付け取外しが簡単なものがおすすめです。

画像流用元:amazon

まとめ

どうでしょうか?これまで感じていた不安は解消されたのではないでしょうか。
実際使ってみると難易度は高くなく、車を借りてから返却までの流れはシステム化されていてスムーズだったので安心して利用できます。

私の場合はグランドキャニオンに行くために借りたのですが、あの辺りを周遊するにはレンタカーがあるとかなり便利です。セドナやホースシューベント、アンテロープ、その他国立公園にも行けます。

少し高いかなぁと感じるかもしれませんが、家族連れや3人以上で利用する場合はバスツアーと大差無い金額で利用できますし、自分のペースでゆっくり回れるというのは大きなメリットだと思います。

せっかくのアメリカ旅行ですから、車じゃないとなかなか行けないようなところや、ゆっくり見て回りたいところにはぜひレンタカーを借りて行ってみてください。