アメリカはクレジットがかなり広く普及していてほとんどの支払いが対応できますが、
その一方で未だに小切手を使う文化も根強く残っています。
駐在や留学で渡米した方、必ずと言っていいほど小切手で支払いや受取をする期間がでてきます。
私も当初は取っつきにくいイメージを持っていましたが、使ってみると便利なものです。
今回は実際に小切手での支払いや受取りの方法について紹介していきます。
目次
使用用途は?メリットは?
私が実際に小切手を使用したケースは
- 車の購入の支払い(現金一括)
- 子供の学費の支払い
- 銀行への入金
などです。その他、家賃の支払いや公共料金などの支払いでも小切手での支払いが必要な場合があるようです。
当初のイメージは非常に手間もかかるし、手数料もかなり取られるんじゃないかとビビっていましたが、書き方に慣れれば簡単だし手数料もかかりません。あとで書きますが、銀行に直接出向く必要もありません。
(ただし、小切手代だけは取られます)
逆に銀行の電子送金を行うと手数料がかかってしまうので、緊急の支払いの際以外は基本振込も小切手で対応する方が断然お得です。
支払いってどうすればいいの?書き方を紹介します。
支払い方法は、小切手に必要事項記載して郵送または手渡しするだけでOKです。
まず小切手ですが、銀行口座を開設した際に無料で何枚かもらえます。
足りない場合は銀行でCheckBook(小切手)を依頼すれば発行してもらえます。金額は銀行にもよりますが私が使っていたCHASEでは100枚で$20でした。
それでは早速小切手を書いていきましょう。
記入する箇所は6カ所です。
①日付
②支払い先
③支払い金額 数字で記載 例:2,576
④支払い金額 文字入力 例:Two thausand five hundred seventy six 00/100
⑤サイン
⑥メモ あとで引き落とされた際に何の支払いか分かるように何の支払いか書いておきましょう。
※金額の入力の後に空欄がある場合は横棒”-”を入れて、後で数字を追記されないようにしましょう。
小切手を受け取ったら
小切手を受け取ったら銀行に入金しましょう。
入金はオンラインでできますので、銀行に出向く必要はありません。
銀行のアプリをスマホ、タブレット等に入れておけば、写真を撮っておくだけで簡単に入金できます。
小切手を受け取ったら、裏面の”ENDORSE HERE”の部分にサインを記入します。
あとはアプリを使って”Deposit checks”から金額を入力後、小切手の表、裏の写真を撮ってアップするだけで終了です。
入金、引き落としを確認するには?
入金、引き落としもアプリで簡単に確認できます。
CHASEのアプリの写真ですが、青字が入金、赤字が引き落とし金額になっています。
そして、選択すると小切手の表、裏の写真が表示されます。
引き落としのタイミングについては、支払い先の対応によって変わります。
私の経験上では遅くとも2か月以内には引き落としがされますが、それ以上遅くなる場合あり得ますので、小切手の支払い後は引き落としがされたか確認することをおすすめします。
書き間違えてしまったら
書き間違えてしまったら、表面に大きく「VOID」(無効)と書きましょう。
あとは粉々に破るというのでも問題ありません。
入金した後の扱いも同じです。入金に使った小切手もうは必要ないので破棄してOKです。
まとめ
どうでしたか?このようにアプリを使えば簡単に処理ができます。
今はほとんどの銀行アプリでオンライン入金ができるはずですので、開設した銀行のアプリを確認してみてください。
また、自分で自分の銀行に入金するのにも小切手が使えます。
家の近くに支店、ATMの無い場合や時間が無くてATMに行けないという場合にも使えます。