そろそろ帰国のタイミングになったけど、銀行口座をどうしようかと悩んでいる方、
アメリカに銀行口座を残していきたいけど、帰国後の手続きが簡単な銀行に切り替えたいという方へ
実際にUnion Bankで口座開設した際の手順について紹介していきます。
目次
Union Bankとは
Unionbank
三菱UFJフィナンシャルグループのグループ銀行で、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州で支店を展開しています。
日本からでも三菱UFJ銀行を通じてUnion Bankの口座(米国口座)を開設できる2つのサービスを提供しています。
・カリフォルニアアカウント・プログラム:日本居住者の資産運用や留学生向け
・パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム:駐在者専用
メリット | ・渡米前に日本で口座開設が可能 ・日本の三菱UFJ銀行を送金銀行とする本口座宛ての非仕向送金手数料が無料 ・日本語コールセンターが利用可能 ・帰国後も日本語コールセンターを通じて、口座管理、解約が可能 |
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デメリット | ・支店が無い地域では提携ATMを探さないと現金の引き出しに 手数料がかかる。 |
これから帰国を控えている方のメリットはこちらの記事で書いているので良ければ読んでみてください。
口座開設の流れ
申し込み
まずは電話で問合せます。日本語で対応してもらえるので安心です。
メールアドレスを伝えると申し込み書類を送ってくれますので、記入して本人確認書類と共にて郵送します。(署名必要です)
私の申し込み内容
アカウント:共同名義
口座:Pacific Rim Company Benefits Checking Account
カード:デイビットカード
駐在中であればW-8BENの書類への記入の必要ありません。
(帰国時には提出する必要があります)
本人確認書類の提出
ドライバーズライセンス
パスポート
住所の記載で居住年数が3年以下の場合は前の住所を記入しなければいけなかったりと少し手間がかかります。
分からない事があったら電話して聞いちゃいましょう。
口座の開設通知
約1か月後、開通通知、カード、PINコードを別々で受け取ります。
その後はカードのアクティベイトとオンラインバンクの設定をすればOKです。
アクティベイトの方法
オンラインでアクティベイトできるという記事も見かけましたが、私がオンライン設定をした際はそのようなサービスメニューが無かったので電話でしました。
1)カードと一緒に届いた通知に記載されている番号へ電話する
2)自動ガイダンスに繋がるのでカードのアクティベイト”1”を入力する
ガイダンスに合わせて以下の順で入力
1) カード番号(16桁)+#
2) PIN番号+#
3) 有効期限mmyy + #
送金をするにはまず”資金振替許可書”を提出する必要があります。
これが無いと一切の送金手続きができません。
必ずやっておきましょう。
口座開設後
口座開設後は90日以内に入金する必要があります。90日以上入金が無いと口座は自動解約されます。また$1,500を下回ると口座維持手数料が取られるので、まずは$1,500以上入れておきましょう。
口座維持手数料は残高証明をオンラインで受け取る場合は$8/月、郵送で受け取る場合は$10/月かかります。残高証明と小切手の画像郵送を希望するとさらに$3/月かかります。
その他、毎月、口座に1回の入金が$250以上の給与振込を設定した場合は手数料は取られません。
入金方法はいろいろありますが、帰国用に口座開設されている方は既に他の口座があると思いますので、手数料のかからない小切手が便利です。
小切手による入金
オンラインで入金する場合、一度に$1,500までしか入金できません。また処理にも少し時間が掛かります。
でも急ぎでなければこれで十分かと思います。手数料もかからないのでチェックブックに余裕があれば小切手で入金するのをお勧めします。
Wire Transfer
送金の処理が速いですが、手数料が高い!です。
一度に多額の送金をする場合にはメリットがあるケースがあるようですが、あまりおすすめしません。といいつつ、私は経験したことが無かったので一度使ってみました。
私はチェイス⇒Union Bankで送金した結果、チェイスで$25、Union Bankで$15取られました。金額上げても手数料は変わりませんでした。
まとめ
口座開設にかかった期間は1カ月弱、海外送金手続きに1カ月くらいでした。
実際にはちゃんと送金ができるかどうか確認を取るのに3カ月程度はかかったので、早めに口座開設することをおすすめします。